sun×sun【完】
「ねえ、僕と一汗かかない?」
僕は無意識にその日焼けの青年に声をかけていた。
この人と剣を交えて、まだ自分自信が戦えるのだと安心したかったのかもしれない。
「あっははは!どうしたんだよニイチャン!急だなあ!」
馬鹿にして笑いながらも、目に少し闘争心がともっているのがわかった。
「ま、なんだか楽しそうな誘いだな!いいぜ。見ての通り、剣の腕には自信がある。」
僕は「そうだろうね」とつぶやいた。、
そう、その全てが羨ましかったのかもしれない。