似たもの同士は恋いをする
カップル割引をさらっと使った理央。端から見ればそう見えるんだ


何か……照れる。……照れる?

パフェを食べ終わり
なぜか異様にご機嫌な理央と可愛い雑貨屋に入る

「ねぇ、理央はさ、ここはいって何か抵抗かんじないの?」


ピンクで統一された女の子達がたくさんいるお店

男の子は彼氏さんかなって感じの人ばかり2~4人くらいしかいない


「お前を何のためにつれてきたと思ってんだよ」

「プレゼント買いにくるためでしょ? 」


「そう、でも女の子が欲しい物は女の子が集まってるとこにある」


「で?……」


はぁ……とため息をした

「てことは女の子も連れて行けば別に恐くない!」


「恐くないってアンタ……」


恐くないって女の子こわいのかよ……あんなに女の子と絡んで……


最近絡んでねぇ!


「女の子こわいの?」


「いや、あの、化粧がこわいかなー」


そういやさっきから化粧バッチリの女の子の視線が強いか


てことは理央、私を使って近寄って来そうな女の子牽制しやがったな


策士め

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