家元の花嫁【加筆修正中】


!?


まさか!?


これって、拒まれて無いよな?


マジで?


ゆのは皇くんってヤツの事が好きなんじゃないのか?


俺は……恐る恐る……声を掛けた。


「ゆの?」


ゆのは俺の声で、ビクッとした。


「顔、上げて?」


ゆのは少しだけ、顔を上げた。目はギュッと閉じたまま。


俺はゆのの顎に手をあて、唇にキスをした。


ついばむように…角度を変えて…何度も…。


しばらくすると、シャツを握ってるゆのの手に力が入った。


苦しいのか?


俺は唇を離した。




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