家元の花嫁【加筆修正中】
「…っはぁ、隼斗さん、息できないよぅ…」
顔を真っ赤にし、トロンとした表情のゆのは、俺の胸に倒れかかって来た。
「悪りぃ、つい嬉しくて…。」
俺は胸に寄りかかるゆのを見下ろした。
っ!?
ゆのの谷間が丸見え……。
あ―――、押し倒してえぇ―――。
今、すげぇいい雰囲気だし、いけるんじゃねぇか?
俺は理性という名の悪魔と戦っている……。
話題を変えよう……。
「ゆの、これ。」
俺は用意しておいたプレゼントを手渡した。
「私に?」
俺は黙って頷いた。