家元の花嫁【加筆修正中】
大人への階段≪ゆのの巻≫
24日の16時30分―――。
隼斗さんのご両親はクリスマスデートに出掛けた。
私は部屋で、玲から貰ったプレゼントを開けていた。
何コレ!?すごい、エロい下着。
絶対私が着ないような、大人の下着が入っていた。
すぐさま、玲に電話―――。
「はぁ~い!見たぁ~?」
「見た?じゃないよ!何コレ?」
「何って、勝負下着。ゆの持ってないだろうと思って。」
「必要ないから!」
「なんでぇ?隼斗さんと甘~い夜を過ごすには必要だよ?」
「そんな夜は来ないから!」
「そんなわけないじゃん。今日イヴだよ?プレゼント渡すんでしょ?」
「そりゃあ、渡すけど……」