家元の花嫁【加筆修正中】
「まぁ、ゆののことだから、キスされた時点で固まって動けないと思う。だから、そのままジッとしてて、触りたいだけ触らせたらいいんじゃない?」
「ちょっとー!?それって黙って、耐えないとダメなの?」
「そうだなぁ…。その時になれば分かるっていうかぁ…。今はまだ、恥ずかしさがあるから嫌だと思うでしょ?だから、耐えなきゃって。」
「うん。」
「けど、実際……好きな人にキスされたり、触れられたりしたら…嬉しいもんだよ?だから、耐えるじゃなくて、“もっと”になるハズ。」
「・・・・・」
「だから、そういう気分にならないってことは、ゆのにとってまだ早いってこと。その時は、もう少し待ってって言いな?」
「言えるかなぁ……。」
「どっちにしても、自分の気持ちに正直にね?」
私は玲に夜のご指南をしてもらい、下着を身につけてみた。
サイズ……ピッタリ!?
薄いピンク色のシフォン素材の3点セット。
ブラとショーツとドレススリップ。