家元の花嫁【加筆修正中】


「ゆの、部屋に荷物おいたら、夕食にしよう。」


「……はい。」


夕食?いつの間に!?誰が作ったんだろう?


隼斗さんのあとを追って部屋に――。


2階に寝室があった。よかったぁ。ベットが2つある。


けど、1つでも大きい気がするのは気のせい?


「ゆの、これゆのの荷物な?おれ、管理人に電話してくる。」


隼斗さんは電話をすると言って部屋を出て行った。


私は恐る恐る“私の荷物”という旅行ケースを開けた。




なっなっなっ何なのー!?この服?


中には、一生着ることは無いであろう…大人っぽい服ばかり。


ひらひら、スケスケ、ピッタリ!?


まさか!?私は下の方を覗いた。


やっぱり!!


下着はさらにきわどい物ばかり。


こんなの、着れないよ―――!!


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