家元の花嫁【加筆修正中】


服を用意したのは隼斗さん?って聞いたら、お母さんが用意したものらしい。


よかったぁ。隼斗さんの好みじゃないんだぁ。


それにしても、どうしてあんな服ばかり選んだんだろう?


私は疑問に思ったけど、今はこれ。プレゼントを渡さなくちゃ。




隼斗さんにプレゼントを渡したら、喜んでくれた。


よかったぁ。気に入ってくれたみたい。


すると―――。


「ありがとな?大事にする。」


気が付くと抱きしめられていた。


耳元で隼斗さんが囁いてるけど、緊張しすぎて聞こえないよう。


すると、微かに名前を呼ばれた気がした。


少しだけ上を向くと―――。


ん!?唇に柔らかい感覚が……。


これって、キス?


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