家元の花嫁【加筆修正中】
「えっと、あまりにカッコ良かったので、もう一度見たいです/////」
キャー言っちゃったよ。恥ずかしい。
「はぁ?マジで?ん――じゃあ、ゆのにお茶の点て方、教えてやるよ。それでいい?」
「えっ?私じゃなくて、隼斗さんの……」
「いいじゃん!ほら、こっち来て?」
私は隼斗さんが座っていた所に座らされた。
そして、手取り足取り……。
近い、近すぎる。
私の背中にピッタリくっついて、覆いかぶさるように……。
柄杓を持つ私の手に、隼斗さんの手が添えられ…。
ゆっくりとした時間……。
甘い甘いひと時を過ごした。