家元の花嫁【加筆修正中】
願い事≪隼斗の巻≫
昼食後、2人で海を散歩した。
すれ違う男どもの視線がゆのを捉えているのは明らか。
連中の視線は、犯す時の目に見えるほど。
マジで俺、キレそうだったし。
母さんの呪いにかかってるかの如く、ゆのの服は凄すぎる。
派手な格好に見慣れてる俺でも釘づけになる。
他の連中に見せたくなくて、俺はゆのを連れて別荘に戻った。
その後はDVDを観たり、ゲームをしたり。
結構、まったりと過ごした。
夕食後はゆのがコーヒーを淹れてくれた。
やっぱり、旨い。
この味、やみつきになりそう。
俺はゆのを先に風呂に入れ、テラスで星を眺めていた。
はぁ……。今日も寝れねぇよなぁ…。