家元の花嫁【加筆修正中】


「お先に有難う御座いました。」


振り返ると、風呂上がりのゆの。


俺はゆのの姿を見て、絶句。


少し透けてる感じの黒い超ミニのワンピース。


胸元は予想通り、パックリ。


スカートの裾は超ミニなのに、ヒラヒラ。


今にも海風でめくれそう。


ここが薄暗いテラスで良かったのか…悪かったのか…。


どっちも良くねぇっつうか、母さんアホだろ!!


ゆのに何させる気なんだよ!?


俺をどうする気なんだよ――――!!



母さんが言ってた“お手付き”を今にもしそうだっつうの!!




< 145 / 337 >

この作品をシェア

pagetop