家元の花嫁【加筆修正中】


風呂を出て寝室に行くと、ベッドでゆのが寝ていた。


よーし、ちゃんと布団掛けてるな?


今のうちに寝るか……。


俺は素早くベッドに潜り込んだ。




しばらくして、ゆのが声を掛けて来た。


「隼斗さん…まだ起きてますか?」


「まだ、寝てねぇのかよ?」


「………起きてます」


「今日はもう遅いから、もう寝ろ。」


「あの……。」


「ん?なに?」


「残りのお願い事……」


「………願い事?」


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