家元の花嫁【加筆修正中】
「いや、いい。ゆのを大事にしたいから。」
「えっ!?」
「触って良いって言われて、触るのもどうかと思う。」
「///////」
「だから、自然の流れでそうなった時に……で、いんじゃねぇか?」
「……ありがとうございます。」
えっ!?おいっ、どうした?
ゆのは嬉しかったのか、急に抱きついて来た。
「玲にキスやお触りは許してあげな…って、言われたから…そういうものなんだって思って…」
「我慢することねぇよ。」
「我慢はしてないですけど、まだ恥ずかしくて…。」
「いいよ。気にしてねぇから」
「ありがとうございます。これで許して下さい。」
そう言うと、ゆのは俺の腕に頭を乗せ…胸に顔を埋めておとなしくなった。