家元の花嫁【加筆修正中】
「好きの基準が“いいなぁ”と同じくらい簡単に考えていた。けど、ゆのに出会って…“好き”は“愛しい”ってことを知った…」
「/////////」
「だから、今は…本当に好きな女以外、抱く気は無い。」
「それはもちろん、相手の了承を得ますよね?/////」
「フッ……当たり前だ。」
ゆのは真っ赤の顔を両手で隠した。
その時―――――。
「あら~?こんな所で、2人でラブラブ?お邪魔だったかしらぁ?」
母さんがタイミング良く現れた。
「ゆの、片づけ手伝って来るから、母さんと先に帰っといて?」
俺はゆのにそう告げて……
「母さん、サンキュ。すげぇ、良いタイミング!ゆののこと頼むな?」
「やだ!?何ぃ~?喧嘩ぁ~?」
後ろから、話しかけてるのを無視して、手伝いに向かった。