家元の花嫁【加筆修正中】
「い、いえ。もっとって言ったのは…私なので………」
「嫌じゃないのか?」
「えっ!?何がですか?」
「その……ゆのはあんまりこういう事は好きじゃないと思って…」
「……好きとか嫌いとか…分からないです。……だけど………」
「だけど?」
「………隼斗さんになら…って…」
「っ!!//////////」
ゆのは俺の胸に顔を埋めた。
たぶん、恥ずかしいんだろう。
ってか、俺も相当照れてる。
今まで女に“隼斗にならいいわぁ”って、腐るほど言われて来たが…。
それとは比べもんになんねぇ。
マジで理性がぶっ飛ぶ。
ゆのは俺に爆弾を幾つぶち込んだら、気が済むんだぁ?
はぁ…。どうすっかなぁ?
いいって言われて、ハイハイ手を出すのもどうかと思う。
それに、ゆののことはマジで大事にしたいし。
はぁ―――。頭痛ぇ……。