家元の花嫁【加筆修正中】


ん? んん?? んんん???


あれ!?


今……私………。


“はい”って返事しなかった?


した……よ………ね!?


うん………した!!


“はい”って言ったよ!!!


ぎゃぁ―――――――っ!!


どうしよう!!!


結婚を前提にって……。


それって…プロポーズと同じだよね?


うわぁ~~~~~!!どうしよう…。


隼斗さんの熱い眼差しに…つい意識が飛んじゃったよ。


しかも…“はい”ってOKしちゃったじゃない!!


私がアタフタしてると、


「母さん、ゆのの手を離せよ!!」


「何!?別にいいじゃない!!もう、娘も同然なんだし!!」


「そういう問題じゃ無くて、俺が嫌なんだよ!!」


「あらあら、さっきまでイチャイチャしてたくせに、もう電池切れ?」


「わりぃかよ!!ってか、早く離せって!!」


「キャッ」


隼斗さんはお母様から私を引き離し、ギュッと抱き寄せた。


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