家元の花嫁【加筆修正中】


「何ですかぁ?その不敵な笑み。不気味ですよ?」


「はぁ?不気味って。そんなこと言ってっと苛めるぞ?」


「えっ!?……それは……勘弁して下さい……」


今度は泣きそうに…


って、泣きそうな顔も可愛い。


ってか、俺ってマジでどうかしてる。


女なんて俺に酔わせれば良いとだけしか思って来なかったけど。


ゆのの表情一つでこうも幸せになれる。


俺って意外と単純?


いやいや…ゆのが別格なんだ。


なんたって………


この俺がベタ惚れでハマりまくりで


興奮しすぎて一睡も出来なくなるほど、


俺を惹きつけて止まない女。


そして………


この俺に初めて嫉妬させた女でもある。


はぁ。マジで俺が俺じゃねぇ。


ゆのと出会って毎日が修行みたいで…


人生ってすげぇし、女って怖ぇな。





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