家元の花嫁【加筆修正中】
久しぶりのぬくもり。
先日のデート以来?
心臓がドキドキしすぎて…
目を開けることさえ出来ない。
そんなに強く抱きしめられていないはずなのに…
呼吸が……息が……出来ない…。
ただただ…ジッとしてるだけ。
「あ゛―――――今すぐキスしたいけど、お母さんに怒られそうだから我慢する」
「ッ!!////////」
隼斗さんは優しく背中を擦って…
優しく頭を撫でて……
そっと頭にキスをした。
「お母さん、俺ら絶対幸せな家庭を作ります。だからいつまでも見守ってて下さいね?」
隼斗さんの優しい言葉……。
凄く嬉しい……。
こんなに優しい人、もう手放せないよ…。
「お母さん、隼斗さんに悪い虫が付かないように良~~く目を光らせててね?」
「ありえねぇ~」
「ありえます!!」
「ありえねぇって!!」
隼斗さんは抱きしめる腕を強くした。