家元の花嫁【加筆修正中】


手だけでなく、肩まで震えが…


隼斗さんは先ほどと同じ格好で、腰ひもを解かれるのを待っている。


「あっ…の、後はご自分でなさって下さい」


「はぁ?もう終わり?」


「ご、ごめんなさい…私には…」


羞恥で顔が上げられない。


すると―――――。


「ったく、仕方ねぇな。今は勘弁してやる」


「ッ!?//////////」


……今!?


ってことは、毎日!?


私はハッとして、伏せていた顔を上げた。


!!!!!!!!!!


「キャッ!!////////」


隼斗さんは1人で着物を脱いだらしく…


下着1枚で立っていた。


「あっ、やっぱり手伝う気になった?ごめん、もう脱いじゃった」


「けけけけけっ結構です//////」


ぅわぁあ~~~~恥ずかしい!!


私、何やってんのよ!?


もう…あまりの羞恥に穴があったら入りたい。






< 332 / 337 >

この作品をシェア

pagetop