家元の花嫁【加筆修正中】
手だけでなく、肩まで震えが…
隼斗さんは先ほどと同じ格好で、腰ひもを解かれるのを待っている。
「あっ…の、後はご自分でなさって下さい」
「はぁ?もう終わり?」
「ご、ごめんなさい…私には…」
羞恥で顔が上げられない。
すると―――――。
「ったく、仕方ねぇな。今は勘弁してやる」
「ッ!?//////////」
……今!?
ってことは、毎日!?
私はハッとして、伏せていた顔を上げた。
!!!!!!!!!!
「キャッ!!////////」
隼斗さんは1人で着物を脱いだらしく…
下着1枚で立っていた。
「あっ、やっぱり手伝う気になった?ごめん、もう脱いじゃった」
「けけけけけっ結構です//////」
ぅわぁあ~~~~恥ずかしい!!
私、何やってんのよ!?
もう…あまりの羞恥に穴があったら入りたい。