リスキーゲーム
亮丞くんちについてから
とりあえずみんなで勉強を始めた
「ここわかる?」
「全ッ然....」
あたしと弥遊は数学にかなり
苦戦していた
「はあ?!こんなんわからんの?」
あたしの隣に居る亮丞くんが
ぐいっと寄って来た
「うるさいなあ亮丞くん。バカだから仕方ないの!」
あたしと弥遊は少し勉強を教えてもらったけど、やっぱり全然わからなかった。
深夜2時を回った頃
あたしは一言呟いた
「酒飲みたい....」
「チューハイでいいならあるよ?」
「えっ、いいよいいよ!!」
「俺、チューハイ飲まないし。もらいものだから。」
冷蔵庫から出して来たチューハイをあたしと弥遊に渡した
「ありがとっ..」
「自分飲めないんで..はい、あげる。」
弥遊はチューハイを麻依に渡した
「飲んでいいの??」
「うん。」
勉強道具を片付けて、缶を開けた