リスキーゲーム



車に乗り込むと、車の中ではあたしの好きな
Acid Black CherryのDVDが流れていた

「あ、yasuだぁ-。」

「yasu好き?」

「うん!大好き!!」

「俺もyasu好き。」


そんな会話をしながら
ジョイフルに向かった

「そういえば亮丞くんの友達は?」

「まだ学校みたいだから学校終わったら迎え行く。」

「ふ-ん..。」


「気になる??」

「ちょっとね、」


ジョイフルで適当に時間を潰して
亮丞くんの友達を迎えに
専門学校に向かった


専門学校についてから
すぐに亮丞くんの友達が来た


後ろに乗っている弥遊の横に乗ってきたのは
K-POPアイドルみたいな髪型で
背の高い19歳のお兄さんだった

亮丞くんより1つ下のそのお兄さんは
亮丞くんに まっちゃん と呼ばれていた

「今からどこ行く?」

「亮丞さん、俺腹減りました。」

「お-。じゃあ真柚、牛丼食いに行くか?」

「え!?やだやだ!!」


前にメールした時あたしは
男の人の前で牛丼とか
絶対食べれないタイプって話をした

だって 牛丼だよ?
かなり口開けなきゃだし

絶対無理。

超恥ずかしい。


「じゃあ-、真柚がメールで寿司食いたいって言ってたから、ガチで寿司行っちゃう?」

運転しながら亮丞くんが
こっちを向いた

「うん!!お寿司がいい!!」


「っし!!決まり!!」


1月の夕方6時は、もう真っ暗だった

この時はまだお寿司が食べれる!!って事しか頭に無かった(笑)


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