SaKuRa
「あ…。由里ってトイレ行ったよね?」

谷岡由里は愛の親友でいつも一緒にいる子。

「え?何で?私 携帯なんて知らないし。私達親友なのに私なわけないじゃん…。」

由里の声はだんだん小さくなりそっぽを向いた。

誰がみても怪しい。

「由里がそんな事するはずないよね?みんなの前でもう一度ハッキリ言って?」

愛は由里の肩に手をのせる。




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