SaKuRa
私は無言で受話器を置いた。

さくらの母の言葉が頭の中でコダマする。



―――さくらが即死?
河原でいっぱい話した卒業式の帰り道?
もうさくらに会えないの…?



さくらと過ごした日々が次々と思い出される。




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