sweet*まじっく
『絶対、行きます!…あ、でもあたしなんかが行っちゃっていいんですか?』






光流がモテるらしいって言ってたし、あたしより可愛い子なんて







いっぱいいると思うんだけど、な?







すると、宮藤くんの顔から笑顔が消えた。






「桃彩ちゃん、それ本気で言ってる?」







『は?』







本気でって、どうゆう意味?









「ま、いいや。ちょっと来てくれる?」







そう言って体育館を出る。着いた先はめったに使われない体育館倉庫。







『どうしたんですか、宮藤くん?』






歩いてる途中、ずっと沈黙が続いてたので、耐え切れなかった。








すると、
< 12 / 21 >

この作品をシェア

pagetop