君が見上げたあの空は
飛び込む空に、鳥をみて
放課後。
歩美の背中がつつかれる。
「ね、歩美。あの喫茶店、行かない?」
「また、近衛先輩に迷惑かけに行くつもり?」
小春は唇を尖らせた。
「私だって、節度は守るもん」
歩美はこめかみに手を当てた。
捕まえて話し込んだり、無理にアドレス訊いたり…。
もう既に、守れていない気がするんだけど…。
「ねぇ、行こーよ、歩美ぃ~」
小春は歩美の肩を掴み、激しく揺らした。
「あ~ゆ~みぃ~」
「あたしに対する節度ってのは、無いわけか…?」
歩美の問いは、小春には、届いていない様だった。
歩美の背中がつつかれる。
「ね、歩美。あの喫茶店、行かない?」
「また、近衛先輩に迷惑かけに行くつもり?」
小春は唇を尖らせた。
「私だって、節度は守るもん」
歩美はこめかみに手を当てた。
捕まえて話し込んだり、無理にアドレス訊いたり…。
もう既に、守れていない気がするんだけど…。
「ねぇ、行こーよ、歩美ぃ~」
小春は歩美の肩を掴み、激しく揺らした。
「あ~ゆ~みぃ~」
「あたしに対する節度ってのは、無いわけか…?」
歩美の問いは、小春には、届いていない様だった。