君が見上げたあの空は
雛原公園。
小春は歩美に言った。
「ここから後、ナビよろしく!」
「アンタ、道、憶えてないの?」
「どの林に飛び込めばいいかなんて、憶えてないよ」
「そりゃそうか」
歩美は首を回して、ベンチを探し、林を進んだ。
蒼意と幸雄は、不安げな視線を送り合った。
林の奥のベンチを回って、店の扉を開けた。
「いらっしゃいませ。今日は、賑やかですね」
四人を迎えたのは、玉兎だった。
小春は歩美に言った。
「ここから後、ナビよろしく!」
「アンタ、道、憶えてないの?」
「どの林に飛び込めばいいかなんて、憶えてないよ」
「そりゃそうか」
歩美は首を回して、ベンチを探し、林を進んだ。
蒼意と幸雄は、不安げな視線を送り合った。
林の奥のベンチを回って、店の扉を開けた。
「いらっしゃいませ。今日は、賑やかですね」
四人を迎えたのは、玉兎だった。