王子様はひとりだけっ!



「ま、私はこれっぽっちも興味ないけどね~」


「ふぅ~ん…」


「で?どうするのよ?教室に戻ればきっと質問攻めよ。真琴、それなりに有名なんだから」


「え?私、有名なの?なんで?」


利奈ちゃんの言ってることがよく理解できず首をかしげる。



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