部室で
「よかったな、楽器決まって。」

風雅先輩が優しく微笑んだ。
・・・あ・・・まただ。
俺の体温が上昇して・・・鼓動が、速くなって・・・

・・・先輩は・・・どうして・・・一緒にいるとこんなに胸が熱くなるんだろう。
・・・それは・・・先輩が・・・・・・
いや・・・ダメだ。

「雷輝?ほら、トレーニング行くぞ!」

「・・・・・・」

「雷輝!!!!」

「はいッ!!??あ、!行きます!待ってください!!」

・・・あぁ・・・ダメだな。
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