白黒世界*彼がくれた幸せ*
男達は、さっきと違う意味で顔を赤く染め上げた。
ねぇ、遊ぼうか。
『おいでよ。』
そう言えば、
「嘗めやがって!!!」
そう怒鳴りながら殴ってきた。
ドスッ
倒れたのは、男の方だった。
弱いなぁ。
そう思いながら、地べたに転がる男の腹を蹴る。
ガッ
「ぐっふ」
変な声が出て、つい笑ってしまう。
その様子を見ていた他の男達二人が私に殴り掛かってくる。
ドサッ
ドスッ
男達を一発づつ蹴れば、簡単に地面に沈んだ。
あぁ、せっかく楽しんでたのに。
あんた達のせいで気分が概しちゃったよ。
足元の男の顔を踏みつけて、ぐりぐりと、地面に押し付ける。