お星様に願い事
言った後に頭が冴えてくる
なんて、馬鹿なお願い
こんなお願い誰が聞くのよ
目の前の井上君も驚いてるよ?!
「あ、えっと…ごめっ…寝惚「いいよ」
一生懸命言おうとした謝罪の言葉を井上君が肯定の言葉で遮った
「え…?」
こんな馬鹿な申し出なのに…
いいの?
「天野さんの限定彼氏。僕で良いなら喜んで」
ふんわり笑いながら井上君は言った
その笑顔に不覚にも少しドキリとしてしまった
まぁ、とりあえず…
「宜しくお願いします」
「こちらこそ、宜しくお願いします」