好きでいていいですか? 黒いスーツのお兄ちゃん
まさくんの周りにうじゃうじゃいる女子生徒…



これじゃまさくんの所行けないじゃないか…



「あの、良かったら私たち送ってくれませんか?」


「ごめんな。俺彼女待ってるから。」



ムムム…

そんな優しく言ったら
余計やられちゃうよ。



ムカムカムカ…



「ちょっと、アンタ等退いてくんない?」


私がそう言うと視線が一斉に集まる。


どうやら群がってるのは
先輩方みたいだ。



でもね、関係ないから。




「何、アンタ。」


「私はその人の女だけど
何か?」


「はあ~アンタみたいなチビがあ?あり得ないんだけど~」



「あり得るから!
まさくん!行くよ!」



ズカズカ間をぬって
まさくんの腕を掴み車へ連れてった。



全く…



「翼…殺気怖いよ…」



「まさくんのせいだよ…」



まさくんがかっこいいから!




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