好きでいていいですか? 黒いスーツのお兄ちゃん
そして、ついた先。

古いアパートだった。


「翼、先に俺は行くから後から秀と来い。」


「う…ん。」


一瞬、見たことない顔をした気がしたけど、ニコッッと優しい笑顔を向けてウリュウくんと車を降りた。



何をするんだろ…



「チビ、もし気分悪くなったらすぐ車戻れよ。」



なんだか急に怖くなった。



秀ちゃんと手を繋いで
アパートへ向かった。



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