好きでいていいですか? 黒いスーツのお兄ちゃん
リビングのテーブルに、
組長…真夏さん。
そんでお嬢と風雅。


そして、俺、秀、ウリュウゴウさんはソファーに座る。


ゴウさんっつうのは、
俺の3個上で、幹部の1人。

兄貴分ってとこか…


「あの、お父さん。
娘さんを僕に下さい!」


いきなり口を開いた爽やか野郎。


つか、いきなりプロポーズってアホか…



「はあ?まだお前にはやらねえ。お前まだ会社継いでねーだろ。」


「それは…まだですけど。でも、今夏月には新しい命が宿ってるんです。」



「えー!夏月赤ちゃんできたのー!!すごいじゃなーい!」


呑気だな…姉さん…



組長…見てみろ。



衝撃すぎて笑ってる。


恐ろしい…



目は殺気に溢れてる。



俺ら全員びびってる…



組長の右腕のゴウさんでも止めるのは大変なこと…


仁さんならともかく…



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