好きでいていいですか? 黒いスーツのお兄ちゃん
放課後。


桜とノエルは今日は
龍王の倉庫に行くらしく先に行った。


私も誘われたから、
今から龍王の倉庫に行こうと学校を出た。



今日はまさくん、お仕事忙しいんだって。




浮気じゃないかと不安だよ…



信じてないわけじゃないけど、やっぱり離れてる分不安なのです…



どうして私まだ高校生なんだろう。



そんなことを考えていたときだった。



「つーばさちゃん♪」


私を囲むように知らない
男たちが私を囲んだ。


な…なんか危なそう…



まさくんと同じ、黒いスーツを来た人が5人。


ひとりは、黒い髪に赤のメッシュが入っている人。


おじいちゃんの組の人でもない…



皐月くんの組の人でもない…


聖夜くんの組の人でもない…



と言うことは、他の組の人?



危険と判断した私は…



「あ!おまわりさーん!」


油断させて逃げよう作戦!


私が指を指した方を一斉に見た隙に、

スッと男の足をふんずけ
逃げた。



「いて゛っ!!
コラっ!逃げんじゃねー!お前ら追っかけろ!」


いやあああ~



追っかけてきたし~



捕まりたくなくて夢中で
走る。




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