好きでいていいですか? 黒いスーツのお兄ちゃん
俺は、抱きつく絵美華を引き剥がしソファーに押し付けた。
「きゃっ!何するの!」
手首をきつく掴み、逃げられないようにする。
「俺の翼をどうした!
吐け!」
「…クッ…もうバレちゃったの~まあいいや。」
っチッッ…糞アマ…
「お前…ただじゃ置かねーぞ!」
「アタシはね、雅彦が迷惑してるんじゃないかって思って、チビちゃんをどっかやっただけだよ~アハハッッ」
面白そーに笑い声をあげる。
「テメエ…誰が迷惑つったんだよ!あ゛?俺は翼がいなきゃ生きてけねーんだよ!どこやった!どこやったんだよ!」
「この街にはいないわよ?今頃…フフフ…」
「まさか…お前…犬真の所にやったのか!?」
「さあ~ね~」
ケンマ
犬真一家。
隣の街、東町をしきる組。
地位は、ヤクザ会の中では中間ぐらいだ。
池上組、飛龍はトップだから俺らの組には及ばない。
絵美華の元カレは、犬真のやつで…多分翼は犬真に渡された。
クソッッ…
「絵美華…こんなことしたって…俺はお前を愛せない。」
この件は、俺が招いたこと…
だから、俺が落とし前つけてみせる。
だからそれまで…
翼…耐えてくれ。
「きゃっ!何するの!」
手首をきつく掴み、逃げられないようにする。
「俺の翼をどうした!
吐け!」
「…クッ…もうバレちゃったの~まあいいや。」
っチッッ…糞アマ…
「お前…ただじゃ置かねーぞ!」
「アタシはね、雅彦が迷惑してるんじゃないかって思って、チビちゃんをどっかやっただけだよ~アハハッッ」
面白そーに笑い声をあげる。
「テメエ…誰が迷惑つったんだよ!あ゛?俺は翼がいなきゃ生きてけねーんだよ!どこやった!どこやったんだよ!」
「この街にはいないわよ?今頃…フフフ…」
「まさか…お前…犬真の所にやったのか!?」
「さあ~ね~」
ケンマ
犬真一家。
隣の街、東町をしきる組。
地位は、ヤクザ会の中では中間ぐらいだ。
池上組、飛龍はトップだから俺らの組には及ばない。
絵美華の元カレは、犬真のやつで…多分翼は犬真に渡された。
クソッッ…
「絵美華…こんなことしたって…俺はお前を愛せない。」
この件は、俺が招いたこと…
だから、俺が落とし前つけてみせる。
だからそれまで…
翼…耐えてくれ。