好きでいていいですか? 黒いスーツのお兄ちゃん
私の叫び声と同時に、


バンッッとドアがあいた。



「雅彦!!翼!」

「テメェッッ…よくも…」

皐月くんとパパと聖夜くんだ。





私はただひたすらにまさくんを抱き締めた。




「まさくん!まさくん!」


「ん?」



「死んじゃいや~グズッッ」



涙でぐちゃぐちゃな顔を
まさくんは大きな手で包み込んだ。



「バーカ。死なねーよ。」


そのまさくんの言葉と共に私は気を失った。







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