好きでいていいですか? 黒いスーツのお兄ちゃん
翼が来て一週間…。



はぁ…。




「コラァッッ!しみったれた空気だすな!」


ドスッッと組長の
蹴りの一発が俺のケツに直撃。



「組長!!後ろからは卑怯でしょ~」



「だってお前から、沈んだ空気流れてたんだもん~
翼と毎日一緒でウハウハなんじゃねえの?」



まあ…



そうなんだけど…



普通ならそうだよな。


「っし!飲むか!」


酒のビン片手に、
やってきた組長。


本当なら、すぐさま帰りたいところだけど…



たまには…いいよな。





「組長、今日は俺の話付き合ってください!」



「しょうがねーな~。」



組長の部屋で差しで飲む。



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