好きでいていいですか? 黒いスーツのお兄ちゃん



テーブルの上には冷めたご飯…。



時計の針は夜中の1時を差している。




いつも遅くなるときは、
連絡くれるのに…




何かあったのかな…



まさくん…


今日のハンバーグ自信作なのにな~



焦げたけど…



1人で待つこの瞬間が
不安すぎる。



また危険な目にあってるんじゃないかって…





すると…



ガチャリとドアが開く音がして急いで玄関に向かった…


「おか…えり…って…ちょっ!」



帰ってきたと思ったら
ぎゅう~っと抱きついて私の首に顔を埋めてきた。



お酒の匂いがする。



匂いだけで酔っちゃいそう…



「ね、つ~しゃん服脱がして~」


まるで甘えた子供のように、耳元で呟く。



酔っぱらいだ。



お酒で酔っぱらうなんて珍しいな。



「まさくん、とりあえずお部屋行こ。」



手をひいて、部屋に行く。



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