好きでいていいですか? 黒いスーツのお兄ちゃん
それから数日たったある日…。


学校を終え、まさくん家に帰ってきた。



すると、あれ…?


「まさくん!!」


仕事のはずのまさくんが
家にいた。



「おかえり翼。」


「どうしたの?仕事のはずじゃ…」



てゅうか…私の荷物がない…



どういうこと?



頭がついていかなくて、
キョロキョロしてると…



「なぁ、翼…俺ら少し距離おかねえか?」




え…






「此処にいたら迷惑?」





「いや…あのさ、
俺らしばらく会うのよそう。」



どうして??



私が嫌い?



そう聞きたかった。



だけど、まさくんの顔は今にも泣きそうな…



悲しい顔をしていて、
聞けなかった。






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