好きでいていいですか? 黒いスーツのお兄ちゃん
久しぶりに、部屋から出てリビングで夕飯を食べる。


「ママ、パパごめんなさい。」



「いーから、いーから♪
これ運ぶの手伝って~」


ママは、いつだって
笑顔で私を元気づけてくれる。




「お~翼!ちゃんと飯食わねーとあげはみてえに乳でかくなんねーぞ!」



「ちょっと!仁!皆いるんだから変なこと言うなー!」



プッハッッ…



パパは、エロいことばっか言っていつもママに怒られる。




「翼。やっと笑った。
その顔、雅彦さんに見せてやれよ。」



「ノエル…
さっきはごめん!」



ノエルはなんだかんだ、
いつも私にアドバイスしてくれてるんだ。




「つーちゃんのママさんの唐揚げ激ウマ~。」


「おいっ!ガキ!
俺のあげはの唐揚げ食っていいのは俺だけだぞ!」



「恭ったら…ハハハ…」



こうやって、皆がいるんだからウジウジしてちゃダメなんだよね。




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