好きでいていいですか? 黒いスーツのお兄ちゃん
3
やっぱり
次の日。
目が覚めた私は体が軽かった。
「翼、お袋が熱測れって。」
「ひ~くん。はよ。」
ひ~くんが体温計を持ってきた。
「お。熱ねえじゃん。
な。翼~ずっと聞きたかったんだけどよ。雅彦好きだろ。」
「…うん。」
やっぱり好きだよ。
まさくんが好き。
「って、今の嘘!
好きじゃない!」
いけないっ!
ひ~くんには秘密にしなきゃ…
「今更隠しても無駄~
前からわかってた。」
「ぇえ!?」
「俺の目はごまかせねーの!ま、いいんじゃね?
応援してる。」
「ひ~くん。」
「
うまくいくといいな。つ~ちゃん♪」
そう言って頭を撫でて、
部屋を出ていった。
ひ~くん。ありがとう。
目が覚めた私は体が軽かった。
「翼、お袋が熱測れって。」
「ひ~くん。はよ。」
ひ~くんが体温計を持ってきた。
「お。熱ねえじゃん。
な。翼~ずっと聞きたかったんだけどよ。雅彦好きだろ。」
「…うん。」
やっぱり好きだよ。
まさくんが好き。
「って、今の嘘!
好きじゃない!」
いけないっ!
ひ~くんには秘密にしなきゃ…
「今更隠しても無駄~
前からわかってた。」
「ぇえ!?」
「俺の目はごまかせねーの!ま、いいんじゃね?
応援してる。」
「ひ~くん。」
「
うまくいくといいな。つ~ちゃん♪」
そう言って頭を撫でて、
部屋を出ていった。
ひ~くん。ありがとう。