好きでいていいですか? 黒いスーツのお兄ちゃん
仕事部屋をこっそり覗く。



あれ…いないみたい。



まだ帰ってないのかな…



ちょっとショックを受けていると…



「覗き見はダメだぞ。」


耳元で声がして、
フッと振り向くと…



「ま…まさくんッッ!//」

顔が近いッッ


「会いに来てくれたんだな。」


「そ…そうゆうわけじゃないもん…」



「ふ~ん。
今日は組長と真夏さん居ないし、てっきり俺に会いに来たのかと思ったのにな~」



そういえば居ない!


なんか悔しいんだけど…



これじゃまさくんが好きってバレちゃうじゃん…



「ま、まさくんお仕事忙しいなら帰るよ。」



「今、片付いたとこだ。
チビ、風邪治ったんだな。」


あ…呼び方チビになってる。



「う…うん。」



「俺の“キス”のおかげだな~」


“キス”をわざと強調するまさくん。



そのせいで、思い出してしまい顔が真っ赤になった。



「も…もうッッ!
まさくんのバカー!」



「クククッッ
可愛かったな~エロい顔で。」


「からかわないで!」



今日のまさくんは変。




エロすぎる。甘いし…



「もっかいする?」


「…!!もう!知らない…」



まさくんのバカ…



からかってばっかり…





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