好きでいていいですか? 黒いスーツのお兄ちゃん
桜と、一緒に帰ろうとした時…


校門にはやっぱりお姉さんがいて…



「あ~見いつけた。」


私に近づいてきた。


「池上翼ちゃんよね?」


「なんか用ですか?」


「これから暇!?」


「え…」


「雅彦に頼まれたの。
代わりに迎えに行ってきてってね。全く人を足につかうのもいい加減にしてほしいわ~」



そう言ってグッと、腕を捕まれた。



「さ、桜とりあえず先に帰って!」



「う、うん。」




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