好きでいていいですか? 黒いスーツのお兄ちゃん
まさくんに続いて部屋に入る。



「はぁ…なんで会いに来たんだよ…。しかも俺ん家…」



「だって会いたかったんだもん。」



「あのな、あんな所で待ってたら体冷えるだろ。
それに、変な男に襲われたらどうすんだ!」



「ごめんなさい。」



怒られた。


結構まさくん怖い…


「はぁ。
とりあえず…風呂入って来い。」



「お風呂~!?」



「体冷えただろ。風邪引いたら困る。今日は此処に泊まれ。仁さんには俺から連絡しとくから。」



お…お泊まり~!?



いきなりのお泊まり?



てゅか…これじゃ好きって言うタイミングが…



あわわわ…どうしよ~



「着替え、俺のしかないけど。」



ほいっと渡された、
スウェットとタオル。




とりあえず入ろう。



確かにちょっと寒い。





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