君が笑った
私の名前は、安藤　佐織　16歳

どこにでもいる普通の女の子だと思う。
髪型はストレートの黒髪。
周りの友達は染めているけど、髪が傷むのは嫌だから染めない

「佐織。今日部活どうする？」

「うーん。欠席頼んでいい？」

「体調悪いの？」

「うん。ごめんね。いつも頼んじゃって」

「大丈夫だって☆しっかり休めて明日また会おうね」

こうして、優しい声を掛けてくれるのは、中学からの親友。前田　加奈子
加奈子とは同じ部活で中学から一緒だ。
私が所属するのはブラスバンド。私はフルートだ。
しかし、幼少からの病気で、部活に参加できるのは数知れている

私はいつもどおり、屋上へいった。
一番落ち着く場所。
空に一番近い場所。そう、もうすぐ迎えに来る空に近い・・・。
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表紙・目次

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