青い、碧い、この地(ホシ)球で…
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私立桃生学園は、幼等部~大学院まである名門学園である。
街からかなかり離れた自然豊かな木々や草花に囲まれた美しい学園で世界中から生徒が集まって来る。
その学園自体がひとつの街のようだった。
豊かな人材を育む素晴らしい学園だ。
「理事長、失礼します。」
声を掛け秘書が入って来た。理事長は、書類に目を通している最中だった。
「理事長、お客様がお見えですが…お通ししてもよろしいですか?」
「“客”…?誰だ、忙しい時に。」