私と貴方と・・・
さっそく中に入って
中央のリビングに座ると
斉藤さんがあとから入ってきて
「荷物はお部屋に置いておきましたね。お嬢様、こんなにお暑いですからのどが渇かれたでしょう。何か飲みますか?」
そういって、彼はニコッと微笑んだ
「・・・じゃぁ、水飲みたい」
私は、そういった
斉藤さんはかしこまりましたと言って
水をとって私に渡してくれた
「・・・ありがとう」
「・・・!もったいないお言葉です。私のほうこそありがとうございます」
そういって、にこっと微笑んだ
斉藤さんは私が水飲んでいるときも後ろのほうで立っていた
「・・・座っていいよ。なにか頼んだ時に動いてくれればそれでいいよ」
私は、ちょっと気まずかったからそういった
「いえ、私は執事ですから」
「・・・そういうの、うれしくない。それに気が散るから」
私がそういうと
目を大きくさせて
「では、ご一緒させてもらいます」