とあるゾンビの制服と異界の敵
たくみがうるさくならないうちに
さっさと帰ろう。
なんで あんなのに
なつかれたんだろう。
「よし、やっと着いた」
「ただいまー…」
しーん
そりゃそうか。
うちの親は旅行ばっかで
全然 家に帰ってこない。
ほぼ1人暮らしのような感じだ。
「今日はコンビニで済ますか」
おれは夜飯を買いにコンビニへ向かう。
コンビニ着くと、
「な…」
絶世の美少女がいた。
おれは基本的 女子とは話さない。
だから自分から話しかけるなんて
一生ないと思っていた。
「あの…!」
な、なに話しかけてんだオレ!?
「コンビニ好きなんですか!?」
うわぁ…この子ちょービックリしてんじゃん。
やっぱフレンドリーにいった方がいいのかっ?
「へいへへーい!!きみ可愛いネ☆」
あああああああああ
もうためだ!!
恥ずかしい!!
穴があったら入りたい!!
腰まであるきれいな銀髪が風になびいて
キラキラしている。
その美少女は優しく微笑んでいた。
おれは恥ずかしくなって
すぐに帰ってしまった。
「もっとあの子と話せば良かったな…」
なんてボーっと道を歩いていた時。