ホームレスな御曹司…!?
「おじいちゃんに…プレゼントなんです…。だからあんまり派手じゃなくていいんですけど…えっと…」
「ハイ?」
「大学の推薦入試が決まったんですけど、おじいちゃん入院してて。電話したくて…。でも、ただの電話じゃなく、わたしを思い出してくれるように、ストラップとか色々考えたんです。でも、なかなかおじいちゃんのイメージに合わなくて…。このお店通りかかったら、コレ!って思って…だから…」
人見知りなのか、しどろもどろに言葉を選んで一生懸命に話す女の子に、心があったかくなった。
贈る人を想うプレゼント。
こんな素直な心に真っ直ぐ触れたのは、いつぶりだろう。
あたしには、もうない心…カナ…。
「ハイ?」
「大学の推薦入試が決まったんですけど、おじいちゃん入院してて。電話したくて…。でも、ただの電話じゃなく、わたしを思い出してくれるように、ストラップとか色々考えたんです。でも、なかなかおじいちゃんのイメージに合わなくて…。このお店通りかかったら、コレ!って思って…だから…」
人見知りなのか、しどろもどろに言葉を選んで一生懸命に話す女の子に、心があったかくなった。
贈る人を想うプレゼント。
こんな素直な心に真っ直ぐ触れたのは、いつぶりだろう。
あたしには、もうない心…カナ…。