ホームレスな御曹司…!?
そうなんだ。
あたしは自分で勝手にThe endの幕を引いて、向き合う事を忘れてた。
広樹に向き合う。
自分と向き合う。
そもそも心の引き出しに鍵をかけてしまった事自体が、事の発端。
引き出しなんて必要なかった。
泡になろうが、玉砕しようがフタを開けるべきだった。
大切なのは守る事じゃなく、築く事。
「店長さん」
「ん?」
「ありがとうございます」
「フフッ…。知香ちゃん見てると、若かりし日を思い出すわ。迷って足掻いてもがいて。それでも見つけたくて必死に走って。知香ちゃんみたいな真っ直ぐなコがウチの時弥と一緒になってくれればいいのに…。
あっ!!」
あ…?
ウチの…時弥…?
あたしは自分で勝手にThe endの幕を引いて、向き合う事を忘れてた。
広樹に向き合う。
自分と向き合う。
そもそも心の引き出しに鍵をかけてしまった事自体が、事の発端。
引き出しなんて必要なかった。
泡になろうが、玉砕しようがフタを開けるべきだった。
大切なのは守る事じゃなく、築く事。
「店長さん」
「ん?」
「ありがとうございます」
「フフッ…。知香ちゃん見てると、若かりし日を思い出すわ。迷って足掻いてもがいて。それでも見つけたくて必死に走って。知香ちゃんみたいな真っ直ぐなコがウチの時弥と一緒になってくれればいいのに…。
あっ!!」
あ…?
ウチの…時弥…?